梅木の出張やお陰様でたくさんの案件を抱え、最近なかなか研修会が開けない状況にありましたが、11月某日、熊本地裁の某法廷において民事訴訟の 傍聴を研修会に変えて行いました。

この法廷の傍聴には弊社の関わった報告書が「証拠」として提出されています。
弊社の証拠を基に原告代理人が尋問を行います。また、原告や原告の関係者には被告代理人から「尋問」を行う予定で行われます。

勿論、この裁判は弊社の大切なご依頼者様の案件である為、内容はここで公表出来ません。代表の梅木は過去にも何度か陳述や尋問の経験があります が、他のスタッフは全くの「初体験」です。想像以上に静まり返った法廷内の緊張感にスタッフの表情もこわばっていました(笑)

尋問では私たち原告側でなく、被告代理人の「尋問」を主にメモに取る様梅木から指示がありました。当たり前の話なのですが。調査を実施する上で大切なのは「調査の趣旨」をどの様な形で「立証」していくかに尽きます。尋問の中には原告の夫婦生活の様子や、調査報告書の詳細について述べられます。

私達は、相対する被告代理人の「意図」や弊社の立証に対する所謂「ツッコミ」があります。勿論、弊社では誠実に調査を実施していますので全く 臆する事は無いのですが、その「ツッコミ」こそが弊社の「勉強」なのです。

調査は「一瞬」を切り取る作業です。その瞬間を逃してしまえば二度とその「瞬間」は戻ってきません。それはこの仕事では当たり前の事ですし、スタッフ一同みんな必死にその「一瞬」の為に仕事をしています。しかし今回はその「一瞬」の精度を更に「高い次元」に引き上げる必要があります。対象者にバレてはなんにもなりませんが、だからといって不鮮明な証拠でも立証が苦しくなります。スタッフは必死でメモを取って今後の調査に生かそう と懸命に勉強してくれました。

法廷を後にし、「よかった!」「勉強になった!」とたくさんの声が聞かれました。「百聞は一見にしかず」ではありませんが、今回の「法廷研修」はかなりスタッフの刺激になり、為になったと感じられる充実した内容でした。

株式会社OTS探偵社では、ご依頼者様の気持ちに寄り添い誠実且つ確実な証拠蒐集を行っております。

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