悪徳業者と優良業者の見分け方

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ご相談の前に

ここでは初めて「探偵」に御依頼を検討されている御客様に少しでも探偵を理解して頂き、又、「悪徳」な探偵社に騙されて契約してしまう事の無い様、私達が知り得る限りの「御注意事項」を集めてみました。悪徳探偵社と優良探偵業者の見分け方から「こんな悩みにはどう対処したらいい?」迄・・・勿論参考の為の指針であり、これらがひとつでもあてはまったからと言って即「悪徳探偵社」と言う訳でもありませんので御参考程度に考えて頂ければ幸いです。尚、「悪徳探偵社」にもしもうっかり契約させられてしまった場合の対処法も掲載しておりますので重ねて参考にして下さい・・・。

悪徳業者と優良業者の見分け方

届出はOK!?

これは平成19年6月以降、当たり前の話なのですが、現在私達「探偵」を生業とする者はこの「届出」が必ず必要です。これが無い場合は所謂「無届業者」に該当し、摘発の対象になります。まず事務所に出向いた際や、待ち合わせ場所で相談員と会った時に「都道府県公安委員会第○○号」の届出業者であるか否かを確認しましょう。探偵業法では事務所や外で待ち合わせて営業活動を行なう場合でも必ずこの「届出証」を明示する必要があります。

届出書 玄関

事務所内に掲示される届出書です

事前の相談における業者側の説明

もしもこのHPを御覧になられた貴方が実際に探偵社・興信所の門を叩いたと仮定しましょう。色んな相談員がいますが、こんな相談員には少し疑問を持って見る事をお勧めします。

やたらと依頼者の話を誇張し不安を煽る

例えば・・・まだ浮気しているとも限らないのに「それは間違いなく怪しい。私達はプロだから分かる!早く証拠を掴まないと別れを突きつけられて大変な事になる!!!」とまるでどこかのTVで見た占い師!?の様に最初から断言口調で迫ってくる相談員。・・・少し気を付けましょう。勿論、アドバイスと「煽り」は悩んでいる依頼者にとって似たような口調に聞こえるし、又、その後に「私に任せて!」なんて大きな顔を「グイッ」と近づけられた時には「この人私(俺)の事親身になって考えてくれているのかな?」なんて気持ちになる事も分からないでもありません。でも本当は困っている時こそ「冷静に」考える時なのです。実際、その後調査で結果が得られなかったら「何事も無くて良かったね」なんて煙に巻かれてしまいます。だって間違いなくって!!・・・詰め寄ったら「私は怪しいって言っただけで浮気しているとは一度も言っていない」こんな押し問答が聞こえてきそうです・・・。悪徳業者の一番の罪は「人の困っている弱みに付け込む」事だと思います。変に上からモノ申す人や「私に任せれば万事OK!」的な人には充分注意して下さい。又、「今日」「契約」しなければ全てが「終わりになる」的な物言いの方も御注意を。

やたらと大物にみせる

これも近年までよくある手口でした。業法施行後は無いと信じたいのですがやっぱりあるのかも知れません・・・。私達「探偵」は真面目にやればやる程「儲からない」稼業なのかも知れません。実際、私の仲の良い業者さん達も本当に「真面目」な方ばかりです。人情に厚くついつい困っている人を見ると「金額」や「採算」をあまり考えずやってしまう・・・。素晴らしい事なのですがそんな探偵さんに限って「貧乏暇なし」の世界です。電話帳広告やHPを検索するとまるで日本中・・・いや世界中を支配しているかのような広告なんかを目にします。当社は決して「儲かる=悪徳」と言いたいのではありません。勿論事業も成功させつつ尊敬されている探偵さんもきっといるはずです。でもこの業界に居るから言う訳ではありませんが、実際何十人も調査員や相談員を抱えている業者さんを私は見た事がありません。又、すごい勢いで支店展開をして実際各支店に沢山のスタッフが勤務している業者さんも見た事ありません。そんな会社が沢山あったら世の中探偵だらけです。大抵は2~4・5人体制位でひとつの事務所に支店は転送電話、会う約束を取り付けたら相談員は他県から・・・。なんてのが殆どではないでしょうか?又、会ってから「ウチは全国に関連会社があるから安心」なんて何がどう安心なのか良く分からない営業トークで迫る人もいるようです。「独自のネットワーク」なんてセリフが出てきたら何のネットワークなのか良く質問してみましょう。又、「ウチの社長は政財界をはじめ芸能界やその他諸々に通じてる・・・なんて訳の分からないトーク。依頼者がプライベートな話をし始めて○○商事に勤務している・・・なんて言ったら「あぁあそこの社長は良く知っているよ。知り合いだから・・・」なんて誰でも友達口調の相談員。・・・全てでは無いかも知れませんが、気を付けましょう。きっと契約に躍起になっている筈。
いい加減な業者の話は後になって考えれば「笑える」事が多く、ついつい冗談みたいなコメントばかりになりがちですが意外と真実なお話なのです。当社も同HPで「調査技術の一例」を掲載していますが、技術面に於いても必要以上に誇張する業者は気を付けたほうが良いでしょう。以前、当社にいらした御客様でよその業者に調査を依頼したら「うちは独自の人工衛星で御主人を見張っているから大丈夫。(既に意味不明)だから素行調査は1日で○○百万円!!」なんてとんでもない話も実際にあったんです・・・。さすがに私もその時は固まりました。「で、報告書は?」ってお窺いしたら「何も問題無かったから報告書は無い」なんて・・・その発言そのものが問題なコメントだったそうです。「お金を取り返しましょう。弁護士をご紹介しますよ。」と言ってみたら「怖いから結構です」と。
ちなみに当社ではン十分の一の料金で結果が出ました・・(悲)

やたらと他の業者にケチをつける

実際、これは意外と単純且つ明快に優良業者と悪徳業者を見分ける方法のひとつかも知れません。実際に電話相談の段階で他の業者にも電話をかけ、数社が競合していると仮定しましょう。「ヨソよりも必ず安くします!」みたいな技術云々を抜きにした節操の無い業者は論外です。又、他業者の名前を出した時に、「あ~あそこはダメダメ!!何の技術も無いし○×※△□~~と他所をこき下ろしてまで仕事を取ろうとする業者。賢明なご依頼者様の事だからお分かりになると思いますが、単純に「他人の文句ばっか言う奴」と親しくなりたいと思いますか?ですよね。私個人の考え方としては他業者とは品質・価格・モラルを切磋琢磨する関係であって。間違っても真面目にやっている他業者が無くなればいいと考えた事はありません。実際に競合相手のいない事業は必ず無くなるといったお話を以前さる大物な方から耳にした事があります。健全な業界の発展の為に我々も探偵である以前に常識人でなければいけないという事だと思います。

将来的な利益をチラつかせる

相談の中、特に「不貞行為」等がからむ素行調査の場合、将来的に得られるか否か分からないお金をチラつかせ、ご依頼者様の判断を鈍らせる業者も存在します。「これは御主人(奥様)の浮気が確実だから離婚すれば慰謝料が○○万円取れる!」と。実際に不貞行為等の証拠が取れれば確かに慰謝料の請求は可能でしょう。しかし弁護士資格を持たない業者にとってこの発言そのものに問題があると私は思います。実際、慰謝料の金額については当事者の収入や婚姻年数、生活状況、違法行為の内容等、色々な要因がからんできます。それこそ良く考えなければいけない問題です。私達探偵業者は士業(弁護士・司法書士・行政書士等)との兼業でもない限り、あまり口出し出来る範疇のお話では無い様に思います。勿論当社では協力して頂ける士業の方々に直接ご紹介・問い合わせして出来る限りの対応を取っています。「慰謝料が1千万取れるから調査料金が200万・・・」なんてあまり判例でも聞いた事の無いような乱暴な営業トークには御注意を。又、同様に「任せなさい。私が慰謝料を回収してあげる」なんて空恐ろしいトークにも御注意を。弁護士資格を持たない人間がその様な行為を行ない収入を得た場合、「弁護士法」に抵触し、思わぬ迷惑を被る事もあります。「弁護士でない者は報酬を得る目的で法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない」(弁護士法72条抜粋)と法律で定められているからです。非弁行為とはこの法律に違反した行為をいいます。私達「探偵業」に従事する人間は業界の社会的認知度と業界全体のモラルを今後向上させなければ将来が寂しいものになってしまうような気がしてなりません。ですから、法令遵守は当たり前の話で、そこにどれだけモラルと良心を積み重ねられるかで優良な業者になりうるかが決まってくると思うのです。

探偵紹介所って・・・。

当然、HP等は検索順位を引き上げる手段として沢山のリンクを貼ったりします。これはささやかな企業努力なので結構な事なのですが、私達業者側から見て明らかに「怪しい」探偵紹介所の広告やHPが存在します。これはあくまで「誘い」であり、最初から紹介先は決まっているケース(自社が掲載しているもの)が多いようです。勿論、真面目にやっているリンクページや特定の企業が参加業者を集めて真面目に行っている例も等も多いですから誤解無きように。実際、当社もリンクは色々貼らせて頂いておりますが、紹介側にしてみればネットだけのお付き合いで業者の詳細が分かるか否かは不明です。

派手な宣伝広告

必ずしも宣伝広告が派手だからと言って粗悪な業者とは限らないです・・・。と前置した上でお話します。私達「探偵業者」が事業を継続していく上で、年間経費として一番かかるのが「宣伝広告費」と「人件費」なのです。ここではあえてご依頼者様が路頭に迷う事無き様、私達業者の中身に触れてみました。 実際、ご自身が業者を選ぶきっかけとなった広告がどの位かかるのか・・・。これはきっとご依頼者様自身でも簡単に調べる事が出来ると思います。結構、聞いてビックリ!!の媒体が多いはずです。実際、私も独立する以前に金額を聞いてぶっ飛びました・・・。独立を諦めようかと思った程です。それに比べ探偵業者の門を叩くご依頼者様の数は・・・。まぁテレビみたいに「行列の出来る・・・」なんて世界ならまだしも相談や調査が秘密裏に行われるケースが多い為、実際に行動に出る方は意外と少ないものです。私達は技術=金額であると考えますが、粗悪な業者は宣伝広告費÷ご依頼者数と考えます。よく考えて頂きたいのです。私達業者を支えているのは血の滲む様な想いでお金を捻出し、今後の命運を私達業者に託してくれるご依頼者様であると言う事を。勿論これが全てではありませんが、参考までに・・・。

前金?後金?

これも私達にとって永遠のテーマかも知れません。ネット等で調べていると「前金を請求する業者は悪徳」的な記述を目にする事もあれば、「後金」は後金で調査が終わってから法外な調査料金を請求された事例等、初めて調査業者を利用される人にとってはどうして良いのやらさっぱり分からない事が多い様です。ちなみに当社はお客様のご都合に合わせてご契約が原則です。情報=受調料金が当社の考え方ですので、結果は全て報告書でお知りになりたい方は「後金」逐一調査中の情報が気になる方は「前金」にさせて頂いております。実際どちらが良いのか私にもよく分からないのであえてご契約上「公平」を期してみました。如何でしょう?(所在調査に関してはこの限りではございません。詳細は調査項目を御覧下さい。)

アフターフォローは万全?

必ずと言って良い程、探偵のHPには「万全のアフターフォロー」的な言葉が掲載されています。当社も御多聞に漏れず記載しています。しかし実際には「アフターフォロー万全」って聞いていたのに一旦契約したら何度電話しても繋がらないし、やっと電話に出たかと思えば「何回も電話してこないで下さい!(怒)」なんてどちらがご依頼者様なのか良く分からない対応を取る業者もいると聞きます。(勿論ご依頼者様経由で)又、最悪のケースの場合、アフターフォローをあてにして連絡したら追加調査営業の雨あられなんて・・・。どちら側のアフターフォローなのか笑える(ご依頼者様にとっては笑えないのですが・・・。すみません。)業者も良く目にします。基本的な事なのですが、アフターフォローとはご依頼者様を精神的にバックアップし、陰から支えるものではないでしょうか。正当な追加調査ならまだしも、無意味な追加調査は罪悪以外の何ものでもありません。又、優良業者の中には「私達探偵は優良な技術をご依頼者様に提供する事が仕事」的なポリシーを持ち、アフターフォローを行なわない業者さんもいらっしゃいます。確かに、意味不明なアフターを行なうより技術でご依頼者様をバックアップする。これも正論だと私は思いますし、その様な業者さんが存在する事も確かです。  私達は弁護士でも弁理士でもファイナンシャルプランナーでも精神科医でも心療内科でもカウンセラーでもありません。しかしながら膨大な案件に裏打ちされた「経験」があります。私達はご依頼者様の抱える悩みを一緒に抱えてみて同じ様に悩みます。そして本当に解決の日の目を見たときに貴重な「経験」として自身達の今後の行き方の糧とさせて頂くのです。実際に私(梅木)の私生活に於いても皆様から戴いた貴重な経験は家族に、そして周りの人達に「困難に打ち勝つ気持ち。」として還元しているつもりです。(情報漏洩ではありません。念の為)当社の基本的な考え方ですが、もしも誰かが苦しんでいる時、自身が経験した体験や考え方をほんの少しおすそ分けするだけで、もしかしたらその苦しんでいる人の精神状態は生き返るかも知れません。そしてその新しい経験はきっとどこかで誰かの役に立つはずです。生活も、仕事も、事業も、恋愛も、夫婦生活も自分が良ければそれでいい的な考え方で進んでいけばきっと滅びる時がくると私は自身の経験から学びました。だからこそ、万全のアフターフォローを掲げる為には全力でその問題を考えてくれる探偵業者を選ばなければなりません。

最後に

p34このHPの内容は私の手作りで、見た目を業者に整理してもらっただけのものです。最初のタイトルから始まって最後は軌道を逸脱している事も多いと思います。きっとこれを御覧になられた皆様も「結局、どうやって優良業者と悪徳業者を見分けるの?なんて気持ちになられたかも知れません。 実際のところ私も知り得る情報はある程度書き込んだつもりですが、最後はご依頼者様の判断に任せるしか方法が無いのが現実です。必ず言える事は「苦しい時に状況に流されないでよく考えて頂きたい」 と言う事と「ダメだと思ったらきっぱりNO」と言う勇気を持つ事だと思います。又、私達の業種は口コミのありえない業種だと言われていますがそんな事はありません。 実際に今日迄私の会社が大した宣伝広告もせずに生き残ってこれた理由も「ご依頼者様からのご紹介」や「弁護士様等からのご紹介」でした。そこまで行かなかったとしてもご依頼者様から少し経って「お手紙」なんか頂いた時には本当に「感激」するものです。 一見、アウトロー的な業種に見受けられがちな私達ですが、そんな中にも確実に「人と人との繋がり」は存在します。ですから、純粋な気持ちで業者さんを観察してみて下さい。きっと理屈では無く、おかしいと思う何かを感じる時もあるはずです。有形無形色んな角度から私達を観察し、感じ取って下さい。 「九州調査業協会」でも同様の苦情やクレームを取り扱っていますので、どうぞ御参考にされてみて下さい。いつかこの業界が本当に困った方たちの「駆け込み寺」的な職種になる事を願って止みません。

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