今回のスタッフ研修は、単純疾走案件におけるプロファイリングをテーマに行われました。

我々探偵への捜索依頼は、時として緊急性を要する為、人海戦術で探さざるをえない場合があります。探偵だからと言って必ずしも「裏技」が存在する案件ばかりとは限らないのです。

失踪者が遺書めいたものを遺している場合や、所持金を持っていないなどのケース。または「失踪癖」がある対象者がこれにあたります。御依頼者様もかなり焦った状態で弊社に御依頼されるのです。

幸運にして、すぐに失踪者が見つかる場合もありますし、捜索中に戻ってくるケースもあります。もちろん、すぐに見つからない場合もあります。

結果は様々ですが、捜索中に戻られた場合やすぐに見つからなかったケースの場合、調査後に御依頼者様から聞き取り調査を行う場合があります。

なぜならば、私どもが探した場所と失踪者がいた場所が大きくずれていないかを、検証して情報を蓄積する事が目的です。単純に、性別、年齢、状況だけでなく、季節が違っただけでも対象者の心理的動向や行動範囲は大きく変化する場合があるのです。

失踪者を少しでも早く探し出すために、人海戦術でありながらも心理分析と経験で、捜索ポイントを絞り込んで、効率よく調査する方法等を確認しました。今後も更に捜索技術を発展させる様努力致します。