拝啓 冬の足音が聞こえるような寒さとなりました。
梅木様にはお変りなくご活躍のことと思います。
このたびは、娘をはじめ我々家族のためにご尽力をいただきまして、本当にありがとうございました。
ご報告が大変おくれましたが、◯月に調停にて決着が尽きました。
とても納得のできる内容や条件ではありませんでした。
不貞行為の証拠書類により明らかに否があることで、裁判官がでてきて百万の支払いを下しました。但し相手の条件にて某月に十万、残りは毎月二万の分割で、実に三年九ヶ月をかけて振り込む形でした。
弁護士のすすめで、裁判になっても百万の確実性が無いので、この条件を呑んだほうが良いのではとの事でした。
即時決断に追い込まれましたが、これ以上、家族が悩むことが無くなればと思いました。
娘は納得がいかない雰囲気でした。
それもそうでしょう、相手に何も問いただすことも出来ずに、なるがまま流されていったのですから。
某月某日は結婚記念日です。
娘は想い出すことでしょう。
しかし、心に深く負った傷は消せないでしょうが、早く立ち直っていけるように見守っていきたいと思います。
きっと、この経験を活かし幸福になってくれると信じています。
これまで、幾度と無く勇気を与えていただき、又、親身になって心温まるご指導をいただき、心から感謝しております。
ありがとうございました。
I様(熊本市・30代・男性)