撮影機材+従来の暗視撮影

普段、私達は素行や不倫調査等に市販されているハンディカムを使用する事が多いです。何も調査会社だからといって特別なものばかりではありません。(注意:ハンディカムの性能等の良し悪しを評価・推奨するものではありません。念の為。)

ハンディカムは日中の調査に於いては大きな威力を発揮してくれます。近年のものは小型化し、持ち運びにも便利ですし映像・画像両方に使用出来るので今では最も使用頻度の多い撮影機材です。昔一眼レフカメラが主流だった頃が懐かしい・・。しかしながら日没と共に市販の物では限界が生じてきます・・・。私の知る限りでは「夜は対象者にバレるのを覚悟でフラッシュ炊いてカメラで記念撮影!や夜は撮影が無理だから報告書は文章のみ!」なんて到底信じる事の出来ない調査会社を聞いた事があります・・・。でもそんな所に限って調査料金は当社の1か月分の売り上げ!!!なんて話を聞くとたまに泣きたくなります・・・。

 

DSCN5111 DSCN5117

そこで夜間の撮影について、当社では小型のCCDカメラや赤外線投光器を使用する事が多いです。下記写真より順を追って説明致します。
平成20年9月2日(火曜日)天気:曇り

ハンディカムのみ

照明の下、ハンディカムで撮影

照明の下、ハンディカムで撮影

ハンディカムに装備されている赤外線を使用するとこんな感じになります。

ハンディカムに装備されている赤外線を使用するとこんな感じになります。

照明を落とすと殆ど車輌の姿は映りません。

照明を落とすと殆ど車輌の姿は映りません。

照明を落とすと殆ど車輌の姿は映りません。

照明を落とすと殆ど車輌の姿は映りません。

これに標準装備されている赤外線を加えてもこんな程度な感じです(④)。右の写真では全く光源の無い状態にはしていないのでこの程度映りこんでくれますが、 実際に現場では全く光源の無い状態も多く見受けられる為、ほとんど何の事かわからず証拠蒐集には限界が生じます。

そこで当社の場合、その時のコンディションや状況に合わせて赤外線投光器や小型CCDカメラを使用し対応します。

ハンディカム+赤外線投光器

p13車両自体はある程度ハッキリ映りこみます。

しかし社内の状況は良くわかりません。

小型CCDカメラ

p14p15

カラー映像ではありませんが、これを使用するとかなり暗所でも対応する事が可能です。ちなみに下記写真は上が照明を点けて撮影した状態。下は照明を落とし上記③と同じ条件で撮影したものです
下記写真は⑦の状態で車内(フロントシート:遮光フィルム無し)を撮影した状態です。分からない事はないのですが、車内に人が乗車していてもどの程度輪郭がハッキリするかは疑問が残ります。
p16 p17

小型CCD+赤外線投光器

実際は良く見たら・・・。対象者車輌の窓ガラスには黒色の遮光フィルムが・・。なんて事も現場では少なくありません。私達は少しでもご依頼者様の期待に答える為、状況に応じてCCDと赤外線を組み合わせ証拠撮影を行ないます。下記⑩~の映像は車輌をフロントから遮光フィルムの貼ってある後部座席までを撮影したものです。赤丸部分に映る光は赤外線によるもので、人間の肉眼では殆ど見る事が出来ません。

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